南生田の家

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 撮影
    百武てつ吾
  • 設計
    永峰昌治建築設計事務所
  • 担当者
    永峰昌治
  • 施工
    真柄工務店
  • 構造設計
    遠藤大士建築設計事務所

築47年の戸建て住宅リノベーションです。 家族5人がのびのびと暮らせる、明るくおおらかな空間を目指しました。 既存の間取りでは、食卓が庭から遠い北側にあり、庭に面した和室も十分に活かされていませんでした。また、耐震診断では上部構造評点が0.1、断熱性能も不十分な状態でした。 そこで、基礎は既存を活かしながら上部構造を耐震補強し、評点を1.5まで向上。さらに床・屋根・開口部を中心に断熱性能を高め、安心で快適に暮らせる性能を整えています。 間取りの再構成では、耐力壁の配置を工夫。1階にはファミリークローゼットやアウトドア用品を収める納戸を設け、これらの壁を補強壁としました。庭に面した部分は開放的なダイニングとし、その一方で補強壁を活かして、イングルヌックのような小さなくつろぎの場をつくり、空間に多様な居場所を生み出しています。 シンプルな間取りでありながら、それぞれの場に個性が感じられる住まいとなりました。

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