Future Hub

ビルディングタイプ
オフィスインテリア
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101
日本 東京都

補足資料

平面図
図面

DATA

CREDIT

  • 撮影
    荻原伴彦
  • 施工
    株式会社シンクプレス

未来をつなぐ人と技術が交わる空間 システムエンジニアを派遣するSESの拠点となるワークスペースです。「Unite everything, create a neo-future」の企業理念をビジュアライズし、信頼・主体性・協働の精神を軸に、働く環境そのものがイノベーションを生む場を目指しました。 ENTRANCE(エントランス) 「未来へのゲートウェイ、つながりを生む起点」 エントランスは、企業の価値観とビジョンを象徴する空間です。 コンクリートの床と金属の波板の壁を用いることで、屋外に近いの開放感を感じさせるデザインとし、自然な流れでオフィス空間や会議室へと人を導きます。また、入って右手の壁の色とりどりに表情を変える会社名の頭文字をとった「UN」のロゴは、信頼と一体感の象徴として、貴社の目指す未来を直感的に感じさせ、来訪者や社員に「ここから新たな未来が始まる」というメッセージを伝え、期待感と創造の可能性を高めます。 COMMUNITY HUB(カフェエリア・集会スペース) 「つながりが生まれ、未来が育つ場所」 信頼関係の構築を支えるこのエリアは、人と人、情報とアイデアが交わる交流拠点です。 エントランスからカウンターを右手に進むと、明るい窓からの自然光が差し込む開放的な空間が広がります。カフェやリビングのようなリラックスした雰囲気の中で、コミュニケーションが自然と生まれ、社内外のコラボレーションが促進されます。 普段はカジュアルなミーティングが可能なスペースとして使われますが、スタッキングチェアを並べれば、10~12人程度が集まるプレゼンテーションの場としても活用できます。カウンターはデスクとパントリーの機能を兼ね備えています。また、空間の仕切りとなる棚は、立て板を45度回転させ斜めに配置することで、風を通しつつ視線を適度に遮るパーテーションとして機能します。 偶発的な出会いから新しい発想が生まれることが期待されます。 CLUSTER(執務室) 「自由と責任が共存する、生産性と創造性の中心」 オープンなレイアウトと個々の集中を支える環境が融合し、自律的な働き方を可能にします。 床下に配線スペースを確保するため、床を一段上げたため、天井をスケルトン仕上げとし、圧迫感を軽減し、視覚的な広がりを持たせました。天井内部はダークグレーで統一し、ライン照明を吊り下げることで、天井を高く感じられるよう工夫しています。また、西側の窓際には、ダミープラントとリアルな緑を組み合わせたプランターコーナーを設け、窓の多い環境を活かした明るく開放的な空間を演出します。 自由な発想が生まれる余白を大切にしつつも、責任感を持って仕事に向き合える空間とすることで、企業の未来を創るエンジンとして機能します。 INTENSIVE UNIT(4つの会議室) 「深く議論し、可能性を切り拓く戦略空間」 会議室ごとに異なる目的(ブレインストーミング、意思決定、プレゼンテーションなど)に適した環境を整え、最適な思考ができるようデザインします。未来の可能性を切り拓くためのクリエイティブかつ実践的な場です。 部屋ごと異なるペンダントライトを設置することで、アドレスを示し部屋の印象が単調にならないようにしました。8人用の会議室には、壁の一部にホワイトボードを設け、活発な議論を促す環境を整えました。 偶発的なコミュニケーションを促し、新たなアイデアが生まれる場所、 自由と責任を両立させながら生産性と創造性を最大化する環境、 深い議論と意思決定を支え、未来の可能性を切り拓く空間、 そして、企業のビジョンを象徴し、訪れる人々を迎え入れる場。 これらを有機的つなげることで、つながりの力が生み出す新たな価値を最大限に引き出すオフィス環境が実現しました。

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物件所在地

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