
補足資料

PROJECT MEMBER
新富町に位置するレストランの内装計画。 イタリアンに和食の要素を取り入れたシェフの料理のコンセプトを反映し、"洋"と"和" 両方の要素を抽象化し、空間として表現することを試みた。メインダイニングと個室の格子天井は欧州の伝統的なホールに見られる格子の装飾と、日本の格式を重んじる部屋に使用される格天井を参照している。メインダイニングは、細い路地を抜けた先に現れる広場のような空間をイメージし、中央に配置された大きなサペリ無垢材のカウンター席からは、シェフの料理を一体感のある空間の中で楽しむことができる。 個室は、路地の一部を取り込むように設え、建具で仕切ることによって空間の独立性を確保しつつも、路地を通してメインダイニングやキッチンとのつながりを感じられる空間とした。
