東林さくら通りビル

ビルディングタイプ
その他商業施設
12
331
日本 神奈川県

補足資料

diagram
ダイアグラム
drawings
図面

DATA

CREDIT

  • 撮影
    KAI NAKAMURA / arte-1 architect
  • 設計
    株式会社⼀級建築⼠事務所 アルテ・ワン
  • 担当者
    ⼭⽥有吾 / 増⽥健作 / マルティネス・ユウタ
  • 施工
    株式会社ストラクト / 橋本賢司
  • 構造設計
    浜⽥英明建築構造設計 / 浜田英明 / 鈴木真由
  • 施⼯図協力
    株式会社プランアート / 塚田正則 / 丸山正興

-桜とサインと共存する割れ⽯のような建築- 相模原市東林間駅の近くにある⼤型病院の再整備事業に伴い、その⼟地の⼀部を分筆し、新たに複合施設を計画するプロジェクトである。 この病院はソメイヨシノの⼤樹が並ぶ通りに面しており、緑豊かな環境下にある。本計画地にも3 本の桜が⼊り込んでいたため、我々はこれらの桜と共存する環境を⼤切にしたいと考えた。 建物の⽤途は層ごとに異なり、1 階にはコンビニエンスストアと薬局、2 階は⻭科医院、3 階には事務所が⼊る。したがって1 階には⼤型サインの設置が必須であった為、ファサードとサインの共存も大きなテーマとなっていた。 敷地に対してはフルヴォリュームが求められたため、まず⾼さ9.8m、⻑⼿⽅向35.1mの建物ヴォリュームを定め、そこから桜と⼲渉する部分をそぎ落とすことからスタディを始めた。検討を重ね複数の斜⾯が⽣成され、開⼝部の形状も呼応させる事で⼤きな割れ⽯のようなファサードを⽣み出すこととなった。このファサードは垂直⽅向への⼤らかな分節を促しており、⽔平⽅向へ伸びる大型サインの存在も受け⼊れるダイナミズムを持ち合わせていた。 建物の平⾯形状は⼤⼩2 つの空間から成るシンプルな構成とし、1 階においてはプロムナードを通すことで建物背面に位置する病院へのアクセスを容易なものとした。また本計画においては建物内を無柱空間とし、⼯期7 か⽉という条件下であった為、鉄⾻とブレースによる耐⼒壁で外周を囲い、フレキシブルな開口部を形成を可能とする鉄⾻造を採⽤した。 本計画を決定付けた3 本の桜は、施⼯段階で⽼⽊と診断され最終的に伐採されため、2 本の桜を新たに同じ場所へ植樹する事とした。この桜の成⻑と共に建物も根付き、やがては桜に覆われて新たな通りの名所となれば幸いである。

物件所在地

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