SANU CABIN BEE

ビルディングタイプ
その他宿泊施設
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PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 撮影
    五十嵐絢也
  • 設計
    株式会社ADX
  • 担当者
    安齋好太郎
  • 施工
    株式会社ADX
  • プロジェクト
    株式会社SANU

「SANU CABIN BEE」は、自然と調和する美しいデザインでありながら、「自然の中で日常生活を営む」機能を備え、自然を感じる豊かなひとときを演出。 空間のどの場所にいても光を取り込むことが出来るキャビン内は、ひとの耳のかたちなど動物の体がもつ曲線から着想を得てデザインされており、美しい木の曲面壁には岩手県釜石のスギの無垢材を使用。それぞれの無垢材が持つ節や色などの個性を活かすことで、キャビン毎に異なる色合いや表情を魅せている。 直線構造が少ない自然界にならって曲線を取り込んだ空間は、通常の直線的な建築空間とは異なり、建築物のなかに居ながら、自然のなかにいるかのような柔らかな雰囲気を持つ。居住空間は完全に仕切らず、のれんや障子といった伝統的な従来の日本建築の空間構成を参考に、曲面壁をアーチ型に開放することで、広々とした空間を保ちながら、ワークスペースやベッドスペースなど各スペースの独立性も確保している。 「SANU CABIN BEE」の特徴ともいえる大きな窓は、株式会社 日本の窓による特注品。外に広がる雄大な景観を取り込む高さ4m、横幅最大約5mの開口部を有しながら、二重ガラスと木製サッシによる充分な断熱性能も備えているため、厳しい自然の中でも快適に過ごせる。朝の木漏れ日や西日の差し込む夕暮れ、満天の星空など、刻一刻と表情を変える景色は、なだらかな時間の経過を楽しませてくれる。 構造は、軽量ながら頑丈な構造を持つ蜂の巣のハニカム構造に倣い、最小限のパーツでより強度の高い構造を実現。機能的・力学的にも理にかなう美しい形をデザインしている。

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