




PROJECT MEMBER
南房総の海岸線に広がる防砂林と起伏ある地形を読み解き、その土地ならではの環境に寄り添う住まいを目指した。 建物は崖条例や高低差を踏まえ、海側へ寄せて配置し、東側には将来サウナやプールなども楽しめる「守られた庭」を計画。 1階は客室を中心とした落ち着きのある空間、2階は海との一体感を楽しむLDK・主寝室・水まわりで構成し、暮らしの場面を明確に分節している。 階段を上がり扉を開くと一気に海景が広がる演出や、海へ向かって伸びる勾配天井、大開口の木製フルスライドサッシによって、海とのつながりを最大限に引き出した。 深い軒やRCデッキ、濃色タイルを用いた水まわりなど、眺望を生かす設えを随所に取り入れ、将来の貸別荘利用も見据えた機能性も備えている。 土地が持つ自然や歴史を受け止め、海・風・光とともに暮らす、この場所ならではの建築を目指した。
