




補足資料

PROJECT MEMBER
マーケットイベントの会場エントランスとして、 通過のための動線ではなく、訪れる行為そのものが体験として立ち上がる空間を構想した。 イベントカラーであるオレンジの布を連ね、回廊状の構成とすることで、 外部からマーケットへと意識を切り替えるための前室をつくり出している。 その内部には、来場者の気配に反応するライティングを組み込み、 足音や周囲のざわめきに呼応して光が揺らぐ仕組みとした。 光は固定された演出ではなく、人の動きによって更新される。 一歩踏み出すごとに布がわずかに動き、進行方向に沿って光が走ることで、 来場者自身の身体が空間の変化を引き起こしていることを直感的に伝える。 布の回廊を抜けた瞬間、眼前には賑わうマーケットの風景が広がる。 光の性質と環境が切り替わることで、 内と外、導入と本編との境界を身体で越えさせるを計画した。
