




PROJECT MEMBER
DATA
- ビルディングタイプ
- その他オフィス・企業施設
- 構造
- 木造
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 80.13㎡
- 竣工
- 2025-01
CREDIT
- 撮影
- ビューフォト
- 設計
- AN DeSign & Associates
- 施工
- 藤井産業株式会社
「木でできることは木で。循環を“入口”から可視化するゲートハウス」 本計画の守衛所は、同一敷地内に事務所・工場(鉄骨造)を併設する中で、あえて木造(SE構法)を選択した。これは“用途や規模に応じて最適な構造を選ぶ”という合理性に加え、「木で作れるものは木で作ろう」という思いを、敷地の入口=施設の顔におい明示するためである。 家電リサイクルを担うAct-Bリサイクリングにとって、循環型社会への取り組みは事業そのものの姿勢であり、施設への最初の接点である守衛所は、その思想を来訪者へ自然に伝える媒体となる。 外観は、大きく張り出す円弧の庇が来訪者を受け止める“懐”となって安心感を与え、視認性を確保したガラスのコーナーが、監視ではなく透明性のあるコミュニケーションを象徴する。さらに、ボリュームの大きい屋根を白色とすることで、守衛所としての堅牢さに加え、柔らかな印象を与える構成とした。 軒裏には地場の木材をルーバー状に設置し、工業的になりがちな建築に素材の温度と持続可能性への意思を付け加えている。夜間は内部と外部の照明が行灯のように灯り、認知性と安心感を高めると同時に、同社の姿勢を静かに発信する。

