トヨタ自動車 次世代BEV開発部門 Genki空間®
「緊張感がともなう先進的な業務の合間に、心を和らげるような空間をつくりたい」
そうした想いから始動した、新しい試みである。
これまでparkERsは、トヨタ自動車株式会社 未来創生センター・株式会社豊田中央研究所が共同で進めるGenki空間®研究において、バイオフィリア空間のデザイン提案および施工に携わってきた。
そこで得られた実験の成果を今回のオフィス空間に反映。
癒し効果が期待される植物で空間を構成し、森の中に潜っていくような、身を隠せるような包まれ感でグラデーションをつけたレイアウトとした。
また自然界に見られるフラクタル構造には気持ちが安らぐ効果があるとされており、フラクタルが持つ連続性を「行動」に落とし込めないかと考えた。
歩みを進めるごとにさまざまな過ごし方を発見できるといった、利用者が単純な行動を繰り返す仕掛けをつくることで、無意識に心身が調律される空間を目指した。
植生遷移とともに変化していく風景、そして人との関わり方。
そうした自然界に見られる変化もプランツコーディネートによって表現した。
樹種の特徴を引き立たせるグルーピングの構成手法により、植物が生み出す現象にメリハリが生まれ、小道や選んだ席によって風景の変化が感じられる。