EXPO SAUNA 'TAIYO TSUBOMI'

ビルディングタイプ
公衆浴場・銭湯
3
102
日本 大阪府

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 撮影
    笹倉洋平
  • 設計
    KOMPAS / TSP太陽 / 太陽工業
  • 施工
    TSP太陽 / 太陽工業
  • 構造設計
    太陽工業
  • 植栽
    そら植物園
  • サウナプロデュース
    TTNE
  • 照明
    REALROCKDESIGN
  • 音響
    KISSonix

万博会場西側の海沿いに位置する「太陽のつぼみ」は、「地球共感覚」をテーマとした、自然との一体感を全身で味わうことができる実験的なサウナ施設です。 緑に囲まれた開放的なプラットフォーム上には、熱を包み込むサウナ、光に染まり風が吹き抜けるラウンジ、バルーンを携えた水風呂という個性豊かな3棟が並び、風に揺れ、空を映し、夕日に染まりながら、周囲の自然と共鳴します。参加者は、サウナガイドの案内の下、「11のリチュアル(儀式)」に沿ってその中を回遊。光・音・香り・熱といった五感を刺激する演出が随所に施され、外部の自然環境を感じながら、ストーリー性の高い新しいサウナ体験を楽しむことができます。 建築を構成するのは、構造体も兼ねたアルミフレームとETFE(高機能フッ素樹脂フィルム)膜と空気のみで形成されたテトラ形状の空気膜ユニット。最小限の部材で最大限の空気のボリュームを包み込み、軽量ながらも高い安定性や断熱性も兼ね備え、8mもの高さを実現しました。組み合わせ次第で多様な応用が可能で、空気を抜くとコンパクトになるため、移設や再利用も容易です。ETFE膜には光を透過・拡散する梨地テクスチャーが施され、サウナ室には通常の木仕上げを用いず透光性の高い素材のみを採用。太陽の光や熱を積極的に採り入れ、夜間には光の演出に包まれます。高い耐久性と透過性を誇るETFE膜の特性を活かした、膜ならではの柔らかく軽やかな建築です。 更に、水をかけると硬化するコンクリートキャンバスや水風呂を製作した3Dプリンター技術など、膜材に加えて新しい技術や素材も導入。繊細で力強い膜の技術と自然の力を融合させたこの施設は、「未来社会の実験場」である万博にふさわしい、新たなサウナの在り方に挑戦しています。

物件所在地

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