




八王子の高台に建つこの住宅は、眼下に広がる街並みを日常の中で楽しむことをコンセプトに計画しました。建物はコの字型とし、窓で景色を切り取ることで、各部屋からそれぞれ異なる角度で八王子の街並みを望める構成としています。 室内は、白を基調とした静かで整った雰囲気とし、素材や形状を丁寧に選ぶことで、落ち着きのある空間としました。随所に設けたアール開口が、光や視線をやわらかく受け止め、室内に穏やかな表情を与えます。また、フローリングの張り方にもこだわり、場所ごとに張り分けることで、空間ごとの性格を足元からさりげなく整えています。 昭和の趣をもつ家具や絵画が、眺望とともに暮らしの風景を形づくる住まいです。

