紡ノ座

ビルディングタイプ
その他宿泊施設

補足資料

既存_ファサード玄関
その他
既存_LDK
その他
既存_ベッドルーム
その他
既存_LDK(奥)
その他
既存_和室
その他

DATA

CREDIT

  • 撮影
    堀越圭晋
  • 設計
    wool design room
  • 担当者
    河井彩香
  • 施工
    POSH

千葉・茂原 古民家民泊改修 本計画のコンセプトは、 「趣ある日本らしさを生かしたモダンヴィラ」。 築99年の木造古民家を改修し、 時間を重ねてきた建物の古さや日本らしさを尊重しながら、 高級ホテルを想起させるような、贅沢で非日常的な滞在空間を目指した。 室内外には砂利を用いて水の気配を表現し、 坪庭を点在させることで、モダンな構成の中にも日本的な情緒を織り込んでいる。 既存建物は、玄関を入ると細い廊下が続き、 両脇には壁や襖で区切られた和室と洋室が並ぶ構成であった。 建物に足を踏み入れた瞬間の体験を重視し、 この廊下を含め、両側の壁や襖をすべて撤去。 視界が一気に広がり、LDKへとつながる開放的な空間構成へと再編した。 和室は宿泊人数を確保するため寝室として必要であったが、 単なる個室ではなく、空間の一部としてオブジェのように存在する寝室を計画した。 既存の壁・襖・畳をすべて取り払い、 畳があった段差を活かして砂利を敷き、その中にベッドボードを配置。 建物に入ってすぐベッドが視界に入る大胆な構成とすることで、 開放感、特別感、そして宿泊機能を同時に成立させている。 この寝室はレースカーテンによって、 LDKと緩やかに間仕切ることも可能としている。 古民家の魅力である柱や梁などの古材は、 これまで隠れていた部分も可能な限り露出させ、 建物が積み重ねてきた時間を感じられるようにした。 一方、新たにつくる要素は仕上げを抑え、 シンプルで端正なディテールとすることで、 新旧の対比が際立つ、唯一無二の空間を目指している。 新設したバスルームは、 日常では味わうことのできない開放感をテーマに計画した。 脱衣所と浴室をあえて仕切らず、 柔らかな光と、丸みを帯びたフォルムの浴槽によって、 身体と心が解きほぐされるような非日常的な入浴体験を演出している。

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