PROJECT MEMBER
DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- 新築
- 竣工
- 2025-08
CREDIT
- 撮影
- Tomooki Kengaku
- 設計
- &K architects
- 担当者
- 森田美紀 / 小林優 / 金田未来
- 施工
- SET-UP inc. / アルファスタジオ / 早野組
- 構造設計
- なし
- 特注家具・照明
- 斎藤照明 / ものや / Oryza inc.
- 照明設計
- Filaments inc.
- 植栽設計・施工
- Oryza inc.
東京・蔵前に位置するコリビング施設HAUN 蔵前において、mokと&K architectsは共用部のデザインを担当した。 HAUN蔵前は、住まいと仕事、ひとりの時間と他者との関係をゆるやかに編み直すことを目指したコリビング空間である。従来の単身居住の枠にとらわれず、居住者が生活とワークスペースを共有しながら、自分なりの距離感で暮らすことができる環境を提供している。 本計画の設計で求められたのは、現代の若者がもつ多様な価値観やライフスタイルを受け止める、ニュートラルで気負いのない空間である。100人を超える住人が利用する共用部では、平面構成や家具配置によって生まれるコミュニティのサイズを調整し、居住者がその日の気分や目的に応じて自然に居場所を選べるよう計画した。 人と人との関係性には、豊かな植物や物理的な距離、視線の操作といったバッファーを介在させている。それにより、住人自身が他者との距離感を主体的に選択できる環境をつくり出している。カウンターテーブルやソファなど、ワークにも寛ぎにも対応する可変的な家具配置によって、滞在の仕方に幅をもたせている。 また、空間の随所にグリーンを取り入れ、テラス空間の積極的な利用を促すことで、都市の中にありながらも自然とのつながりを感じられる環境とした。家具には和紙や無垢材などの自然素材を多く用い、経年変化を受け止める触感のある空間とすることで、日々過ごす場所への愛着が育まれることを意図している。 内と外、個と共有。そのあいだを行き来しながら、それぞれの暮らしが静かに重なっていくような、日常の風景を支えるためのコリビング空間としてHAUN蔵前は構想されている。