
PROJECT MEMBER
創業150年を迎える久留米に本拠地を置く靴メーカー、ムーンスターの直営店。自由が丘では2022年にオープンした店舗に続き2店舗目で、徒歩圏内の2つの店が、合わせて一つの店舗となるよう計画された。 靴の販売だけではなく靴づくりと関連したワークショップや、絵画、写真などの展示などの企画を頻繁に行う店舗であることから、前店と同じくフレキシブルな平面計画としつつ、奥行きの深い平面形状を生かした落ち着いた店舗としている。 今回の店舗でもムーンスターのモノづくりの技術を活かした什器を共同制作している。什器の足元のゴム巾木や、照明には、前回と同じくゴムを加工したものを使用している。レジカウンターの表面は靴のキャンバスを中敷の素材で裏打ちし、靴紐で固定したものとし、バックヤードとの境界に設置した暖簾にはキャンバスの足元にゴムを接着したものを制作した。 自外部から使用できるベンチや植栽を設置し、由が丘の街と連続する風景を提示している。 “人、地域、文化のつながりの中で生きるコミュニティブランド”を目指すムーンスターの店舗として、靴を通して人やスキル、知恵の交流を生む、下地としての建設行為と店舗空間を提示した。
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