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庭のような家 東と西に接道をもつ約1,800㎡の土地をタテ3×ヨコ3区画の9区画に分割された真ん中の敷地にそれは計画された。 真ん中に位置するため西側道路から間口3,500㎜の接道部をもついわゆる旗竿敷地になる。 周囲は隣接する家に囲まれ、隣家との距離、庭のあり方を再考し一般的に条件が悪いとされる旗竿敷地で閉鎖的な家になりがちな敷地条件のもと開放的で明るい外のような中のような居場所ができないかと考えた。 おのずと東西と南側の隣接地5区画に建つ家はこちらに対して閉鎖的な計画となり、北側に関しては南を庭としたこちらに対しては開放的な計画をすることが容易に想像できる。 閉鎖的な隣地に対しては配置にゆとりを持たせ距離を取り、軒を最大限に隣地に近づけることで、そこに中のような外のような曖昧な軒下空間を生み出し、室内の天井と軒は 一体でつながり視線が水平方向に導かれることで開放的で広がりを感じることができる。また家の中に庭のような設えの居場所を作ることでより外と中の境界を曖昧にさせ、さらに開放的な空間となった。 その居場所は高天井の吹き抜け空間とし周囲が囲まれた悪条件のなか上部から太陽の陽を取り入れ家全体を明るくしてくれる。 開放的な北側に対しては閉鎖的に壁を設けることで、開放的な空間の中にプライベートが必要な居場所が生まれた。 隣地に対して軒を伸ばすことで敷地全体に屋根が架かったような平屋を構成し、家の中を庭のような設えにすることで家の中に庭を取り込み、外に行かずとして庭を感じれる庭のような家となった。

