




補足資料



PROJECT MEMBER
川崎市宮前区にある花農家さんが、市バス停留所の目の前に花屋を出し、定期的に開催してきた「花の停留所」というイベントがある。自宅や庭を開放し、地域のお店や友人などが集まるこのイベントは、開催するごとにその強みを増してきた。この時限的なつながりを定着させ、新たな店舗を招き入れたプロジェクトが「街の停留所」である。敷地は第二種低層住居専用地域を含む住宅地エリアにあり、計画できる規模や用途に制限があることから、要望されたプログラムを飲食店・店舗2棟に分配し、ふたつの「広場」を確保するかたちで配置した。道路側の菓子棟には焼き菓子屋とパン屋、コーヒースタンドを設け、道路から直接アクセスできるよう計画し、敷地奥の花棟には花屋を中心にレンタルキッチン、雑貨屋を配置。小さなお店が複合的に集まることで、訪れる人との接点を増やしている。2棟は対になるようなデザインとし、角の柱をなくし、全面建具を開放すると外と連続するような空間となっている。

