PANORAMA HOUSE

ビルディングタイプ
戸建住宅
1
146
日本 愛知県

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 設計
    CAPD+WA-SO design
  • 担当者
    門内 一生、小原 弘和、常信 大、増井 和哉
  • 施工
    株式会社ヤマシタ工務店/ASJ 名古屋名東第一スタジオ
  • 構造設計
    Q & Architecture 中原英隆
  • 撮影
    ad hoc inc 志摩大輔

県庁所在地近郊の住宅地でありながら、田畑や用水池が点在する自然に恵まれた街。その中でも湖に面し、豊かな緑に囲まれた、さながら映画やお伽話に出てきそうな絶好のロケーション。 いわゆる絵になる建築は、幾らでも描けそうな力のある敷地である。湖面に向けて大きく開きたいところだが、ほぼ真西に当たるため、特に夏場における西日の影響が懸念された。 開口は極力絞りつつも、恵まれた敷地環境を存分に取り込める空間とするよう設計した。1Fはピロティとし、主要な生活空間は2Fに集中させ、また建物の2F部分の外周を1周するように開口部を設けた。こうすることで、普段の目線を高くし眺望を望みやすく、また建物に浮遊感や抜けを与え、やや大きめの建物であるが、圧迫感を消し、周辺環境との調和を図った。内部、特にリビングは、壁の配置、ガラスや壁掛けのテレビの反射をも利用し、また、開口部を通じて湖面の光の反射が天井に揺らめくため、あたかも全方向から光を取り込んでいるよう設計に工夫を施した。

物件所在地

1