太平洋クラブ 八千代コース

当プロジェクトは、築30年のクラブハウス(パブリックゴルフコース)を、「高級会員制ゴルフコース」として、コース改修とともに、内外装を一新した大規模改装プロジェクトです。 【EXTERIOR & ENTRANCE】 外装は、「ゴルフコースの天然芝」や「周囲の植栽」との見え方の調和性を考慮し、屋根と外壁を同素材(ガルバリウム鋼板)でミニマムに意匠し、軒天等に「天然木」をアクセントとしました。そして、「ガルバリム鋼板と天然木」に囲われたエントランス(車寄せ)でゲストを出迎えます。 【INTERIOR】 室内空間は、「多様な機能が交錯するクラブハウス」において、各エリアがシームレスに繋がりながらも、「曖昧な交錯から、心地よい変化」を感じられるようにと考えました。室内空間は、全体を「ベージュ色の1トーン空間」に、「ブラック色と木質やレザーなどの天然素材」によるコントラストで構成し、「ボタニカル&アート」をテーマにマテリアル選定しました。そして、「特注家具や意匠照明」をアクセントとして、「オーセンティック」でありながら、「どこか現代的な空気感」を持った空間を目指しました。 【RECEPTION & SHOP】 レセプションエリアでは、あえて9mと長めのレセプションカウンターを設け、メイン通路を挟んだ対面にショップエリアを広くレイアウトしました。レセプションエリアとシームレスに繋がるショップエリアでは、「ショップ&ロビー」といテーマでショップ内の各所にソファーを配置し、商品との「偶発的な出会い」が生まれ易い空間としました。更に、メイン通路奥に「本格的なクラフトショップ」をレイアウトし、ゲストが回遊しているうちに、更に奥へと導かれ、「散策しながら何かを見つける楽しみ」を創出できればと考えました 【RESTAURANT & LOUNGE】 レストランエリアのアプローチエリアには、「厳選されたワインが並ぶ大きな特注セラー」を設置。ワインセラーの陳列部背面は「3Dカットしたコルクタイルのランダム貼」とし、「ワインボトルの演出効果」と「室内の調湿機能」を兼ねた意匠としました。そして、ゲストのキープボトル(ウイスキー)並ぶカウンターで、ゲストを出迎えます。メインダイニングエリアでは「高天井の大空間」でゲストをもてなします。その高天井部にはスノコ形状の木質造作を設置し、床面は「ボタニカル&アート」をテーマにセミオーダーしたカーペットとしました。そして、併設されたラウンジスペースでは、食後にワインやウイスキーをお楽しみ頂けます。エリア全体のマテリアルは、一見すると個性の強いマテリアルを、色調を整えることで調和し、「繊細なものと、無骨なもの」のコントラストで全体を構成しました。 【LOCKER & BATHROOM】 ロッカー・脱衣エリアは、「ベージュ色の1トーン空間」に、「ボタニカル&アート」をテーマにしたカーペットとの柔らかなコントラストで構成しました。そこに、意匠照明や特注家具をアクセントとし、「主張しすぎない個性」のある空間と考えました。

クレジット

  • 設計
    ピエロ・デザインウィズ
  • 担当者
    二宮浩二
  • 施工
    イチケン、ピエロ・デザインウィズ
  • 撮影
    ナカサアンドパートナーズ

データ