DATA

CREDIT

  • 撮影
    荻原伴彦
  • 施工
    Studio hamanari

本計画は、住み始めた環境の中で更新を重ねていくマンションの一室のリノベーションです。 低い梁や段差によって生じるスケールのズレを否定せず、物理的な壁とは異なる位置に機能の境界を重ねることで、凹凸のある不思議な空間の連続体を構成しました。カーテンや紐すだれ、クッションウォールといった柔らかな要素を仕切りとして用い、空間に奥行きと可変性を与えています。 家具の選定に加え、天板には四葉のクローバーのモチーフを、脚には「Fortune」の “F” をあしらった特注テーブルを製作し、モダンな大人の女性の住まいに遊び心を加えました。 既存躯体が持つ違和感を制約としてではなく、豊かな空間体験へと転換することを意識しました。 巨人の視点を思わせるスケール感の中で身体感覚が拡張され、交差点側の大きな開口部からは並木の緑が、住まいのどこにいても感じられる、町と緩やかにつながる居場所を目指しました。

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