




補足資料

PROJECT MEMBER
札幌市中央区の美容室の内装計画である。 路面店であるこの店舗の前は駐車スペースとなっており、コンクリート舗装で仕上げられていた。 そこでこのコンクリート仕上げを店舗内まで延長させることで、街を店舗内に引込み、街の一角がお店となるような計画とした。 地表を舗装で覆われた街にとって、舗装はもはや都市の大地であるともいえる。 それを室内に引き込むことで店舗内に大地を形成し、その大地が隆起したかのような腰壁を立ち上げる。 それらはカウンターを支え、デスクの一部となり、シャンプースペースの目隠し壁となり、お店の基盤を支える。 半円形の目隠し板は隆起した大地から芽生えた植物のようにも見える。 アプローチからカットスペースを経由しシャンプースペースに至るシークエンスは、大地や植物といった自然要素と親和性の高い曲線を用いた壁で構成し、柔らかな印象とする。 シャンプー台の間の目隠し板も同様に円形とする。 店内へ引き込まれた屋外風景は大きな窓から街へと溢れ出し、街と接続し、お店は街の風景の一部となる。 この街の風景とともに熟成し、地域に根付き、長く愛されるお店になってくれることを願う。