




補足資料




PROJECT MEMBER
保安検査場に最も近い「一等地」にありながら、機会損失を起こしていた空港売店のリニューアルプロジェクトです。BIMを活用した高度な設計プロセスと、旅行者の心理を突くデザイン戦略により、売上の向上と工事の最適化を実現しました。 【課 題】好立地ゆえの「素通り」をどう止めるか 対象となる区画は、出発ロビーの保安検査場に最も近い場所に位置しています 。しかし、以前の店舗は画一的なデザインであったため、多くの旅行客が足を止めず、同じフロアの奥にある他店舗へと流れてしまっていました。 事業者様にとって最大の課題は、この「最高の立地」を活かしきれていない現状を打破し、女性客や個人旅行者といった新規層を取り込むことにありました。 【解決策−1】心理的ハードルを下げる「エアポート・マルシェ」 私たちはコンセプトに「エアポート・マルシェ」を掲げました 。空港という少し緊張感のある場所において、市場(マルシェ)のような「賑わい」と「親しみやすさ」を演出することで、心理的な入店ハードルを下げる戦略です。 具体的には、木箱(クレート)をモチーフにした什器や壁面デザインを採用し、インダストリアルなペンダントライトを組み合わせることで、商品を手に取りたくなるカジュアルな雰囲気を創出しました 。これにより、これまで店舗前を通過していた層の足を止め、大幅な売上アップに貢献しています。 【解決策−2】空港の「運用」を守るマテリアル選定 空港店舗の設計において、意匠性と同じくらい重要なのが「耐久性」と「メンテナンス性」です。 通路幅が限られる店内では、キャリーケースを持ったお客様の往来が什器へのダメージとなります。そこで、本物の木質感を持ちながらも、衝撃や摩擦に強い「高圧メラミン化粧板」を厳選して採用しました。 「美しいデザイン」を長く維持し、運営コスト(修繕費)を抑える。これは、空港という過酷な使用環境を理解している私たちだからこその提案です。 【プロセス】BIM×専門知見による「手戻りのない」プロジェクト進行本プロジェクトの成功を支えたのは、BIM(Building Information Modeling)のフル活用と、空港設計の豊富なキャリアです。 空港内工事は、セキュリティ区分や制限区域内での作業など、一般的な商業施設とは比較にならないほど複雑な調整が求められます。私たちはプロジェクトの立ち上げ段階からBIMを導入し、以下のメリットを提供しました。 ・スピーディーな合意形成: 3Dモデルによるフィットスタディで、通路幅や陳列ボリュームを可視化。事業者様と完成イメージを早期に共有しました。 ・法規制・干渉の事前検証: 空港特有の設備や法規制との干渉を設計段階で解決し、現場での手戻りを防ぎました。 ・工事連携の円滑化: 正確な図書により、施工担当者とのコミュニケーションロスを削減しました。 【空港・交通施設の設計でお困りの方へ】 ANALOG株式会社では、本プロジェクト(鳥取砂丘コナン空港)で実践した「BIMによる可視化」や「空港特有の法規制対応」のノウハウを体系化した、空港設計ソリューションを提供しています。 羽田空港や青森空港などの大規模プロジェクト経験を持つチームが、テナント改修からターミナル全体の環境演出までワンストップでサポートします。 詳細なサービス内容・実績一覧はこちら https://anlg.co.jp/solutions/airport-design/

