TUMO Gunma

ビルディングタイプ
その他教育施設
3
167
日本 群馬県

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 撮影
    見学 友宙
  • 設計
    SNARK Inc.
  • 担当者
    大嶋 励 / 古場 典子 / 有可 武郎
  • 施工
    タルヤ建設
  • プロジェクトマネジメント
    小阿瀬 直(SNARK Inc.)
  • 照明計画
    nosight
  • 設計監修
    Chris Shahinian (TUMO International) / Arek Keshishian (TUMO International)
  • 立ち上げ責任者
    Svetlana Simonian (TUMO International)

群馬県高崎市のコンベンション施設内に設置された、アジア初のデジタルクリエイティブ人材育成施設である。国際的に評価の高いアルメニアのデジタル教育機関「TUMO」のプログラムを導入し、中高生を対象に最新のデジタル技術を無料で学ぶ場を提供している。施設内の好きな場所にノートPCを持ち込み学習するセルフラーニングと、4つの個室で行うワークショップを組み合わせた学習スタイルとしている。 TUMOのガイドラインに準じて平面計画や素材選定をしながらも、独自の世界観を表現するために古くから日本で親しまれてきた「藍染の青(JAPAN BLUE)」をキーカラーに採用。セルフラーニングが主体となる空間に、子どもたちが自発的に通いたくなる仕掛けを盛り込むべく、県の担当者と活発な議論を重ねた。 500名収容の大会議室として使われていたメインエリアには、地形を模した高さ70cmのフロアを新設。利用者が好きな姿勢で自由に学習できる場を複数計画し、一方向に机と椅子を並べた従来の学習環境とは一線を画した。上下の動きや体勢の変化を伴うことで、常にリフレッシュされた状態で学びに向き合えるよう配慮している。また、自然光が入らない環境に対応するため、照明の色温度をタイマー制御し、時間帯に応じて自然光に近い環境を再現。学生たちの体内時計の乱れを防ぐ工夫を凝らした。 群馬の山々を一望できるパノラマエリアには、3Dデータを基にローカルで製作した可動式の学習机「TUMOBILE」を11台設置。光幕に照らされたステージ上で柔軟な学習スタイルを可能にした。隣接するギャラリーエリアには幅21mのLEDサイネージを導入し、生徒が制作した映像を上映できるほか、壁で閉ざされたメインエリアの様子をリアルタイムで映し出す仕組みも構築した。 群馬県は「クリエイティブ拠点化」を目指し、デジタルスキルを備え新たな価値を創造する人材育成の拠点「tsukurun」を設置しており、更なる拡充・発展を図りTUMOの導入が実現した。この新しい学習スタイルが子供達の未来の選択肢を広げ、この場での学びを活かせる人材へ育つことを期待したい。

物件所在地

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