赤松平の減築

ビルディングタイプ
別荘
7
419
日本 栃木県

DATA

CREDIT

  • 撮影
    中山保寛写真事務所
  • 設計
    TATTA
  • 担当者
    富永大毅+藤間弥恵
  • 施工
    ライフテック
  • 構造設計
    (協力)井上健一構造設計事務所

南斜面地に昭和40年代に建てられた個人別荘を、一棟貸しの簡易宿所にコンバージョンするプロジェクト。元の別荘が150㎡あり、ぐるっとベランダも回っている状態。泊まる場所としては大きすぎて、管理費ばかりがかさんでしまう。しかも敷地南西側には建物が立っていない状態だったので、とにかく周囲の赤松林と前面の大きな桜の木とを相手に、友好的に面積を減らしていくことを考えた。 玄関位置はそのままに広い土間とキッチンをつくり、その先の部屋をバーベキューなどができる半外部テラスへと減築した。こうすることで外から靴を脱がずに入って調理ができ、森の一部のような場所にサーブして食事ができる。 2階も南東の寝室はまるまる削って吹抜けとし、東側は隣家が近いため必要な1階のカーテンを閉めても、朝にはリビングが木漏れ日で室内が満たされるようにした。ぐるっと回っていた通路のようなベランダはほぼ全部取り外し、もっとも眺望のいい2階南西を外部化して浴室兼テラスとした。ヒノキの無垢材で床壁をつくり、ヒノキの香りで満たされ、風呂に入らずともボーっと森を眺められる空間となった。

物件所在地

7