
PROJECT MEMBER
横浜の三菱重工業工場跡地(約33万㎡)で進められてきた開発計画の第三期のプロジェクトにおいて、タカトタマガミデザインは第一・第二期に続き、ファサードデザインおよび共用部の内装デザインを担当した。 隣接するDC1(一期工事『ディストリビューションセンター1』/2022年完成)と同様、「物流」の躍動感を表現するリボン状の装飾をファサードに採用。港という立地を象徴する「波」や「風」のメタファーを込めており、DC1では柔らかなひねり、DC3(ディストリビューションセンター3)ではエッジの効いた折り目とすることで、同一コンセプトのもとで異なる表情を生み出している。対として並び立つDC1とDC3は、「阿吽の像」のように訪れる人々を迎え入れる。 R: Lounge East は建物北東の最上階一部に挿入された多角形ガラス空間で、東京湾をパノラマ状に望む休憩ラウンジである。岸壁に近く、大型客船に乗っているような感覚をもたらす。造作カウンターやベンチには海面の波と呼応する動きを与え、自然との調和を感じられる寛ぎの空間とした。 R: Lounge West はDC1の方向に長手を配置し、視線を富士山へと導く構成とした。敷地内の緑地帯「金沢の森」を見下ろす位置にあり、森で遊ぶ子どもたちの姿も望める。天井はリボンの動きを反映し、雲がたなびくような形状とすることで高さに変化をもたせ、多様な居心地を生み出している。 託児所 では、ファサードのリボンを模したオレンジ色の壁が屋外スロープから内部へと自然に誘導する。120度に折れた壁面により、広がりを感じさせる台形の保育室を構成した。ESRのロゴに着想を得たこの構成は、ミツバチの巣を想起させ、「協力」「団結」といった価値観を色と形で表現している。
