
補足資料




PROJECT MEMBER
【仮設住宅団地の居場所をつくる】 能登半島地震における建設型応急仮設住宅は合計7168 戸が建設されたが、仮設住宅での暮らしは過酷である。 6 坪~ 12 坪の狭小な長屋に2 年以上、これまでの生活と全く異なる環境に身を置くこととなる。 特に高齢者は新たな人間関係を築きにくく,過去の震災では最悪の場合孤独死といった問題も起こっている。 本プロジェクトは,仮設住宅団地の中に居場所をつくり,失われた町の機能を補完し,支援が必要な人をサポートし,雇用を生み,地域のコミュニティを繋いでいくことを目指すものである。 能登は日本の地方都市の近い将来の姿であり、能登がどのような方向に向かうかで地方都市の未来が見えてくると言えるのではないか。 人のつながりがあれば、人はまちに残り、離れたとしても、また帰ってくるはずである。 能登の豊かなコミュニティを残すため、建築に出来ることがあると思う。 【これから復興へと向かう“いま” の能登に建つ】 2025年夏、能登では公費解体によって生まれた無数の空き地、プレハブの仮設住宅が立ち並ぶ風景が広がっている。 この風景の中に建つコミュニティセンターは、“いま” の能登の空気を取り込んだものにしたいと思った。 これから復興へと向かうための「まちづくり的建築」である。 能登の木材やありきたりの材料でつくり、小さな場所を皆でシェアし、町に溶け込むようなスケールを意識した。
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