




PROJECT MEMBER
10周年を迎えた北谷店は、長く親しまれてきた2階の“モノトーンベースの和モダン”に加え、今回新設された3階では“海と空を感じる焼肉店”を計画した。 2階の落ち着いた陰影に対し、3階は北谷の海と空をやわらかく引き込み、開放的で明るい時間を過ごせる空間へとデザインしている。 木製格子と淡い藁入りの塗り壁で構成された入口は、海沿いのダイニングらしい軽やかさを表現し、明度を抑えすぎないニュートラルな色調とした。 内装は明るさを反映しやすいグレージュを基調に、海のブルーや空の淡いトーンが自然に映り込むように計画。 マットな塗り壁、木格子、ラタンを組み合わせ、“和の静けさ”を保ちながらも軽やかなリゾートらしさを添えている。 個室へ続く廊下では規則正しい格子が奥行きをつくり、足元のカーペットには海面の揺らぎを思わせる表情をもたせ、空間全体に穏やかなリズムを与えている。 海側のオープンテラスは、北谷の空と水平線を一望できる特別な場所。 日中の淡い光や夕刻に深まるオレンジが店内へと流れ込み、時間の移ろいそのものが空間のアクセントとなる。 景色に主張しすぎることのないよう、店内は“優しい余白”を大切にし、静かで上質なリゾートのようなひとときを体験できる食空間とした

