




補足資料





PROJECT MEMBER
“地下駐車場に隣接したドライバーズラウンジ” 竹中工務店の本店機能を有する御堂ビルの地下階にある運転手控室の改修計画である。 時間外労働上限規制による運転手の増員で手狭となることや、老朽化対策と地下駐車場特有の閉鎖性などが主な課題であった。 運行時間が日ごとに目まぐるしく変わるため“運転手の仕事のON/OFFを緩やかにつなぐ”をテーマに、管理者や運転手の多様な働き方に対応できる執務空間と日々の安全運行のための快適な準備空間の共存を目指した。 無機質な地下駐車場空間に人のための居場所を作り出すため、境界となる壁をほどきなおすことで外部からの視線を遮りながら内部の開放感を確保しプライバシーと快適性を両立させた。 内部空間はビッグファニチャーによる緩やかなゾーニングで、一人でも複数人でも過ごせる多様な居場所を創出している。運転席で姿勢が固定化されやすい特殊な執務形態のため、控室では足が延ばせたりあえて立ち作業スペースを設けるなど姿勢の変化を促し運転手のヘルスケアの点にも配慮した。 内外部仕上でLVLやMDF、もみ殻クロスなど様々な再生系素材を仕上げに用いながら温かみのある空間を構成し、日々変化する運転業務に携わる方々が安心して帰れるホームのような場所を目指した。

