KOHIKO MEAT PROCESSING PLANT

ビルディングタイプ
工場・倉庫
1
97
日本 福島県

補足資料

PLAN
図面

DATA

CREDIT

  • 撮影
    KENYA ABE
  • 設計
    chindon architects
  • 担当者
    masayasu shinoda
  • 施工
    澤企画

福島県磐梯山の麓。小さな小屋を肉食加工場に改修した。周辺には山々だけでなく小川や湖があり、自然豊かで雪深い地域である。本計画地はそんな自然に囲まれた別荘地の一角にある。 施主は子供の誕生を機に都内からこの地に移り住み、冬には自身で割った薪を使って暖をとるなど、自然と共に生活をおくっており、食肉加工場においても自然と共に作業できる場を望んでいた。また同時に、施主の自宅に隣接された本工場は、商品開発の実験の場として位置づけられ、その設えも将来的に解体しやすい半仮設的なものが求められていた。 そこで工場内の天井に不燃性の透明シートを採用した。非常に簡易的な措置ではあるものの、食品衛生上の基準をクリアしつつ、既存屋根組の重厚感のある木の雰囲気を室内に取り入れた。また、天井裏に照明を仕込むことで、屋根組を照らし、窓もない極小空間でも頭上に広がりを感じられるように計画した。 既存の小屋はもともと駐車用だったこともあり、目線の高さに開口部はなく、また必要とされた各作業室も小さかったため、作業時の閉塞感の解消が一つの課題だった。そこで、建物中央にガラス張りの小さな展示スペースを設けることとした。ガラス張りとすることで各作業室が視覚的につながり開放感を実現すると同時に、そのスペースを活用して、気分や季節に合わせた装飾や、肉を吊るす等の工場機能の一部として使用するなど、工場内の環境に変化をもたらす役割を担っている。その展示スペースを中心にエントランス、肉食加工室、製造室、包装室と一連の作業順に各部屋を風車状に配置し、作業効率の良い動線計画としている。 工場としての人工的なクリーンさの中に、屋根組の木材や天井から降り注ぐ光により、木々の気配が感じられる空間を目指した。

物件所在地

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