THE REMMY

ビルディングタイプ
美容

DATA

CREDIT

  • 撮影
    宮本啓介
  • 設計
    タカラスペースデザイン株式会社
  • 担当者
    兼松陽介
  • 施工
    タカラスペースデザイン株式会社

concept 経緯 地方出身のご夫婦が経営するヘアサロン。 表参道という街に強い憧れを抱き、移転前は表参道で長く経験を積んできた。 家庭の事情をきっかけに、仕事と家庭の両立を図るため、次の拠点として代々木公園への移転を決意する。 表参道で培ってきた感性やバックグラウンドを新天地でも大切にしながら、自分たちらしさを素直に表現できるサロンを目指した。 「変わりたいと思ってドアを開いてくださるお客さまにも、 変わらない自分でいたいと思ってドアを開いてくださるお客さまにも、 ただ似合うだけでなく、今の時代のフィーリングに合うヘアスタイルをお届けすることを大切にしている。」 というオーナーの言葉から、どんな心情で訪れたとしても、その人に合ったスタイルを受け止め、提案できる“受け皿”のような場所をつくりたいと考えた。 計画 居抜き物件の解体工事から始まり、スケルトン状態を確認しながら計画を進めた。 築年数の経った建物であるため、躯体には風化や経年変化が多く見られたが、それらをネガティブに捉えるのではなく、時間の積層によって生まれた風合いとして受け止め、過去と現代の対比と共存を感じられる空間を目指した。 自分らしく働けるサロンにしたいという要望から、植栽や本などを多く飾れる余白を確保。 背景となる内装は色味や素材を抑えたシンプルな構成とし、オーナー自身が後からディスプレイを加えていけるような懐のある空間とした。 また、SDGsの観点から造作壁は必要最低限にとどめ、躯体素地を活かした内装計画としている。 2区画をつなげたテナントは歪な形状で、設備位置による制約も多かった。 平面計画ではセット面を7面と4面に分け、その中間にシャンプースペースを配置。 分かれた二つのセット面はご夫婦それぞれが使い分け、ターゲット層に応じた棲み分けを行いながら、スタッフ同士が程よくコミュニケーションを取れる動線計画とした。 2区画に分かれた空間は、ミラーディテールに変化を持たせることで、連続性を保ちつつも、それぞれに個性を感じられる構成としている。 大型サロンからの移転であったため、施術に必要な寸法については綿密な打ち合わせを重ねた。 直線的な空間構成の中に柔らかな印象を与える要素として、R形状のミラーを採用している。

物件所在地

1