借景の緑と間接照明が織りなすくつろぎの住まい

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 撮影
    watabe
  • 設計
    nagashima_T
  • 担当者
    nagashima_m

目の前の公園の緑を、もっとも心地よく暮らしの中に取り込むことをテーマにした住まいです。リビングは1階に配置し、公園側にピアノコーナーとデッキ、2階の眺めの良い位置に書斎をレイアウト。窓越しに広がる木々の緑を借景として楽しめるよう計画しました。 折り上げ天井に走る梁と、窓上部に仕込んだ間接照明が、空間に奥行きとリズムをもたらします。日中はソファに腰掛けて公園の緑を眺め、夜は間接照明の柔らかな光だけで過ごす──時間帯によって表情を変える、穏やかなくつろぎのリビングです。 外観はホワイトとライトグレーを基調に、軒天や目隠し塀に木目を効かせて上質なアクセントをプラス。道路からの視線を遮る目隠し塀は、室内からは公園の緑がきちんと抜けて見える高さに設定し、プライバシーと開放感の両立を図りました。タイルデッキはリビングと床高さを揃え、外部の軒天と連続する下がり天井にも間接照明を計画。内と外が一体となった、伸びやかなくつろぎ空間をつくり出しています。 室内では、心地よさと同時に「暮らしやすさ」も追求しました。玄関〜水まわり〜LDKをつなぐ回遊動線により、家事の負担を軽減。高さのあるカウンター付きキッチンで手元を隠しながら、ダイニングからの見た目をすっきりと整えています。バーチの床材が、柔らかな光と馴染み、空間全体を穏やかにまとめ上げます。収納は各所に分散して配置し、「使う場所のそばにすぐ片づけられる」ストレスフリーな計画としました。 借景の緑、計算された間接照明、そして暮らしの動きを丁寧に追いかけた動線と収納。建物とインテリアが一体となって、「眺める」「くつろぐ」「整う」のすべてを満たす、上質な日常のための住まいです。

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