




saikuとRITSUKOKARITAが共有する拠点 ここはsaikuとファッションブランドのRITSUKO KARITAが拠点として使いながら、展示や対話、制作など、さまざまな行為が重なっていく場所です。 用途をひとつに定めず、その時々の状況に応じて使われ方が変わっていくことを、この空間の前提としました。自分たちが日常的に使う場所であると同時に、外から人や物が入ってくることも想定し、空間が一方向に閉じないよう意識しています。 床にはシナベニヤを芋張りで敷き、作業にも展示にも対応できる、フラットで扱いやすい面としました。 既存の状態に対して大きく手を加えすぎず、そのまま受け止めることで、空間に余計な輪郭を与えないようにしています。 中央には、アクリルの脚にグレーの天板を組み合わせた特注テーブルを設置しました。重さと軽さ、見えるものと見えないものが同時に存在するよう設計することで、展示台にも作業台にもなりうる、場の中心をかたちづくっています。什器やレイアウトは固定せず、展示内容や使い方に応じて柔軟に変えられる構成としました。 完成された状態を目指すのではなく、使われながら少しずつ更新されていくことを、この場所の前提としています。 S( )は、saikuの仕事の延長線上にありながらRITSUKO KARITAの表現や、外から持ち込まれる視点とも交差していく場所です。 関わる人や出来事によって意味が重なり、時間とともに輪郭が変わっていくことを受け止められる余地を、この空間に残しています。
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