




PROJECT MEMBER
<物流施設という人工的な環境に、自然の時間と質感を重ねる。> 巨大なスケールをもつ物流施設の中に、自然の時間軸を持ち込むことはできないか。 MFLPつくばみらいでは、この建築を筑波山に対峙する「もう一つの山」と捉え、共用空間に四季の移ろいを重ねる計画とした。 内装は木や左官といった自然素材を基調とし、1階を春、2階を夏、3階を秋、4階を冬、5階を山頂に見立てて構成している。色調や素材の重なり、植栽計画によって、外部と切り離されがちな物流施設の内部に、疑似的な自然環境をつくり出した。 1階エントランスのサイン背面には、つくばみらい市の市の木「桜」と市の花「菜の花」をモチーフとした特殊左官を用い、色のグラデーションと光の陰影によって、地域性を静かに表現している。 5階のラウンジは筑波山を望む展望台をイメージし、床のレベル差や席の高さを操作することで、どこに座っても眺望と居場所が連動する構成とした。 単調になりがちな倉庫型建築の中に、素材の質感と多様な居場所を重ねることで、ここで働く人が日常的に安らぎを感じられる環境を目指している。
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