




補足資料



PROJECT MEMBER
横浜・関内、雑居ビルの3階。 行政施設や歴史的建築物が並ぶ街区に、シーシャバーを挿入した。 既存の躯体はそのまま残し、 床に残っていたワインレッドの塗装は、削ぎ落とすのではなく、真鍮で磨き上げ、痕跡ごと仕上げとした。 エントランス正面には、廃材として回収されたコンクリートを積層したカウンターを据える。 均質でない破片がそのまま構造体となり、空間の重心として強い存在感を放つ。 赤い壁。 ベロアのカーテン。 黒革のソファ。 ミラータイルが奥行きの輪郭を曖昧にする。 剛と柔、新と旧。 物質的な重さに満ちた空間の中を、シーシャの煙だけが軽やかに満ちていく。

