NOAHL 大宮店

ビルディングタイプ
美容

DATA

CREDIT

  • 撮影
    NagaArts一級建築士事務所
  • 設計
    NagaArts一級建築士事務所
  • 担当者
    永田敦
  • 施工
    NRWORKS

「断面の二分、平面の一分」 新築テナントのスケルトンが持つ、粗野な断熱被覆とデッキプレート。 この既存の状態を背景に退かせるのではなく、設計の対比項としてそのまま等価に扱う。 操作したのは、二つの境界だけである。 ひとつは、断面の二分。 梁下を境界線とし、上部を「建築の素地」、下部を「純粋な白」として空間を二分する。この水平方向の断面構成は、内装費用の圧縮という経済的要請に対する回答であると同時に、空間に重力から解放されたような視覚的な静寂をもたらす。 もうひとつは、平面の一分。 利回りを最大化させる外周部のカット配列に対し、中央には5000mmの「機能の塊」を配置した。 受付、待合、調剤、アート。本来分散すべき諸機能を一つのマッスへと一分(いちぶん)に統合することで、平面に自律的な動線と、滞留のための純粋な余白を生じさせている。 経済的合理性という冷徹な起点から、美容室のシステムを物理的な構成へと置換する。 そこにあるのは、素材の対比と、配置の論理だけである。

物件所在地

1