象印食堂 梅田店

ビルディングタイプ
レストラン
2
121
日本 大阪府

DATA

CREDIT

  • 撮影
    竹澤康之
  • 設計
    株式会社コラボデザイン
  • 担当者
    竹澤康之
  • 照明計画
    株式会社遠藤照明
  • クライアント
    象印マホービン株式会社

象印食堂 梅田店は、「日常のごはんを、少しだけ特別に。」をテーマに設計しました。 梅田という都市の中心に位置しながらも、一歩店内に入ると炊きたての湯気と木の温もりに包まれる、落ち着きのある空間を目指しています。 象印食堂の主役はあくまで“ごはん”。その思想を空間全体で体現するため、炊飯カウンターを象徴的に配置し、ライブ感と安心感を両立させました。客席との距離や視線の高さ、照明の当たり方まで丁寧に検証し、「見せるご飯場」でありながらも、落ち着いて食事を楽しめる構成としています。 素材は木質を基調に、個室には黒や左官調の質感をアクセントとして取り入れ、空間全体を引き締めています。過度な装飾は避け、素材そのものの表情と光の陰影によって奥行きを演出。象印ブランドが持つ誠実さや丁寧さを、ディテールや納まりの積み重ねによって表現しました。 デザインのポイントとして、ロゴマークを左官仕立てで壁面にあしらい、ブランドの象徴である“米”の形をモチーフにした照明を制作。また、同じく米粒のフォルムをかたどった一輪挿しを陶芸家に一点一点焼成していただき、空間にさりげなくブランドアイデンティティを織り込んでいます。さらに調光システムを採用し、ランチとディナーで照度および色温度を切り替えることで、時間帯ごとに最適な雰囲気を演出しています。 商業施設内という環境を踏まえ、意匠性だけでなく、施工性や設備との取り合い、コストバランスまでを総合的に検討。デザインと実現性の両立を重視した設計としています。 華美ではなく、誠実に。特別すぎないが、確かに記憶に残る空間。 象印食堂 梅田店は、毎日食べたくなるごはんの魅力を、空間そのもので伝える都市型食堂です。

物件所在地

2