千里山・丘の上の家

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 撮影
    福澤昭嘉
  • 設計
    株式会社seki.design
  • 担当者
    石憲明
  • 施工
    建築工房アクトホームズ / キッチン:LIXIL
  • 構造設計
    うきょう建築構造事務所

空が広い、のどかな丘の上に建つ住まいです。周辺はもともと静かな佇まいの古いニュータウンですが、建て替えも進んで世代交代がうまくいっているとされ、大きな邸宅が並ぶ高級住宅街となっています。そんな場所に、木造2階建て/建築面積113.9m²/延べ床面積136.6m²という住宅を計画しました。 プランニングの過程でまず意識したのは、丘の上にあるということです。南〜南西の方角に向かって低くなっていく地形なので、2階に上がれば、そちらに大阪中心部の街が見渡せるはずです。1階レベルでも建物に邪魔されず広い空を感じることができる場所となるでしょう。 一方、北〜北東側は周囲の土地の方が高くなるため、逆のことが言え、プライバシーを考慮した配置が必要になります。また、敷地のレベルが道路より高いため、車庫は堀り込む必要があり、コスト的にもできる限り既存車庫の堀込み空間を利用したいところです。 以上のような条件から、真南向きに空を広く感じられる庭をつくり、そこへ広い開口を有したLDKを連続させることが、最もこの敷地の魅力を引き立たせるということがわかりました。以降はその他のさまざまな敷地環境を丁寧に読み解き、課題をひとつひとつ素直に丁寧に解決し、環境特性を最大限活かしていくことで、自然に計画がかたちづくられていきました。 タイトルは〈千里山・丘の上の家〉。中心となるのは、1FのLDK空間です。天井高2.6m、22帖のLDK+2.4帖のライブラリー。この合計24.4帖は、さらに外部の庭と広い空を楽しむための15帖の縁側テラスへと繋がり、とても開放感のある空間となりました。もちろん2階の個室群も、すべての部屋に絶景をのぞむテラスを配しています。丘の上であることを存分に楽しむことができる、贅沢な邸宅です。

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