関内の光窓

ビルディングタイプ
オフィスインテリア
6
374
日本 神奈川県

補足資料

配置図
図面
平面図
図面

DATA

CREDIT

  • 撮影
    長谷川健太
  • 設計
    PERSIMMON HILLS architects
  • 担当者
    柿木佑介 / 廣岡周平 / 池谷浩樹
  • 施工
    PERSIMMON HILLS architects / 三好工務店 / フィジカルスタディーズ

「軽い」は英語でLight。光と同じ言葉です。 光、というのは明るさとか光線とか物質的に見ているけれども光というのはそもそも何か心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間なのではないか。 この内装の設計はそういった光と出会う場所を考えたプロジェクトです。 このプロジェクトの中のビルは関内の防火建築帯のビルの1つです。不同沈下がひどく、この数年で建て替えを検討しており、それまでの期間を一時的にオフィスとして使う計画です。RCの柱が壁際にあり、連窓が特徴的で、それを活かすように弧を描く窓台を設けて、明るい窓辺=光窓を生み出しました。 円弧が部屋をより広く感じさせるのびやかな印象を生み出します。 グレー色で仕上げられた内装の中に窓辺だけ光沢があり、周囲の景色を反射します。 色のついた家具や植栽やペインティングも周囲の景色と同じように反射され、少しくらいインテリアの中でふわっと心を揺らします。 窓を開けて作業すると、交差点とこの場所が共にあるように感じられます。 暗い通路から見た際は窓によってとても明るく感じられます。 窓でない部分にも銀の塗装を行うことで、窓と連続した印象に整えています。 このフロアの改修は3つの部屋があり、それぞれが異なる特徴を持っています。 1つの部屋は部屋に向かって円弧が膨らみ、内側にテーブルぐらいのバルコニーがあるようです。 ペインティングによる動的な印象が「光」につながるのではないかと感じています。 もう1つの部屋は内側に出窓があるような設えで、できるだけ落ち着いた空間を目指しています。 気分が異なる3つの部屋を行き来する、ということも「光」につながると感じます。 このプロジェクトを通して、「光」というのは差によって生まれる動的な感情だと気づきました。そこには包括的で、抽象的な感情の起伏を生む様々なきっかけが連なることが大事なのだと。

物件所在地

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