長屋の対角線 美容鍼灸 龍ノ穴

ビルディングタイプ
美容
7
252
日本 京都府

補足資料

既存写真
その他
平面図・断面図
図面
ダイヤグラム
ダイアグラム

DATA

CREDIT

  • 撮影
    松村康平
  • 設計
    多田正治アトリエ / ENDO SHOJIRO DESIGN
  • 担当者
    多田正治 / 遠藤正二郎 / 阿部彩音
  • 施工
    古川工務店
  • 造園
    みちくさ

〈長屋の対角線〉 2軒の長家を対角線の軸で再構成する 京都・河原町四条から少し南に下った町家が並ぶ一角。 2軒の町家の間に奥へと向かうトンネル路地があり、その先にも家々が並ぶ。 そのトンネル路地に面した縦列する2棟の町家をリノベーションし、鍼灸院として再生させた。 縦列する2棟をつなぐと、間口が3.5m、奥に21mと極端に細長い形状となる。 細長い町家に耐震壁を配置し、それをよけるように対角線の軸を通し、それに沿って機能を配置した。 道路側を鍼灸のための施術棟とし、トンネル路地を通ってプローチする奥を瞑想するためのリラクゼーション棟とした。 2棟の間は中庭と縁側でつながっている。 道路側から1.6mセットバックした位置を外壁面とし、 街に対して距離をとると同時に延長した床がベンチになっていて ちょっとした滞留場所を街に提供している。 手前の施術棟では、町家の古い柱と梁、土壁をかわすように床を斜めに通し、 その両側に施術室や待合い、給湯スペースを配置した。 対角線の軸に沿って、道路から中庭へと視線が抜けていく空間である。 対して、奥のリラクゼーション棟では瞑想室・水回りを2つの白いボリュームとして配置した。 ボリュームの隙間を歩くように巡る空間となっている。 鍼灸院のような施設は、いくつかの施術室とそれらをつなぐ通路でできているが 「龍ノ穴」では施術室ー通路という主従関係が斜めの軸によって反転している。 また、中庭が室内に入りこんできたり、床が外へと延びて飛び出したり、 内部と外部の境界が揺らいでいる建築でもある。 反転や揺らぎにより、決して十分な広さでない町家に豊かな風景をつくりだすことができた。

物件所在地

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