




かつて住まわれていたけれど、長らく空き家となっていた築 35 年の 2 階建て住宅。 ヨガや料理教室として貸し出したり、お子さんが帰省された際やご友人の訪問時に ”自宅以外の泊まれる場所” として利用できるように改修。 「可変的な空間」 1階のレンタルスペースは利用者の使い方に応じてアレンジできるように、間仕切り壁を取り払い、8畳間と6畳間を繋げることで、広い14畳の一間としました。 照明器具はグレアレスのダウンライトを採用し、ヨガなど屈んだ姿勢でも眩しさを抑えます。また床のトーンはシナ合板を用いて明く、壁天井も白いトーンで継ぎ目なく計画することにより、窓から取り込んだ自然光を全体に柔らかく拡張できるスタジオ空間としながらも、照明器具を調光対応としておくことで、 光が落ちてからも用途に応じ多様に明さを操れるよう計画しています。 「スタジオを印象付けるアイコンとなる形」 既存のアルミサッシが住宅らしさを強く押し出していました。壁がサッシを覆うようにインセットさせることで、既存サッシの印象をやわらげました。また、開口部には印象的な形を取り入れ、スタジオのアイコンとなるよう計画しました。 建物の外側からもその形が垣間見えます。 「可動家具の制作」 テーブルは、ヨガ利用の際はキッチン前に移動し、天板をハイテーブルの高さまで上げてドリンクサーブ台として利用。料理教室利用の際は、スツールを置き囲んで利用するなど、使い方に応じてアレンジ可能な家具をデザインしました。天板を外し、廊下に出して空間を広く使うことも可能です。スツールは、壁に寄せて並べて荷物置きにしたり、単独で置いて植物やスピーカー置きにしたり、壁に対して納まりやすい形としました。 「宿使い」 2階和室を寝室として、将来一棟貸し宿として利用できるよう計画しました。 宿泊者はレンタルスペースを、宿のリビングとして利用することも可能です。

