




補足資料




DATA
- ビルディングタイプ
- 体育・スポーツ施設・ジム
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 659.03㎡
- 竣工
- 2024-11
CREDIT
- 撮影
- 淺川敏
- 設計
- NASCA
- 担当者
- 古谷誠章 / 狩野広行 / 木寅大河
- 施工
- 加和太建設株式会社
- 構造設計
- 坂田涼太郎構造設計事務所 / 坂田涼太郎 / 白井智士
- 機械設備設計
- 設備計画 / 渡辺忍(元所員) / 福井綾(元所員)
- 電気設備設計
- 設備計画 / 森栄次郎(元所員) / 大重暢子
- 照明計画
- モデュレックス / 大和田遼介(元社員) / 坪拓斗
- サイン計画
- ギャガ / 中村実穂
富士箱根伊豆国立公園内、大室山を臨む伊豆高原の一角。手付かずの自然が残されてきた敷地に「自然に包まれる場」をつくる。国立公園の豊かな自然に溶けこませるため、自然と親和性が高い木とコンクリートで構成し、繊細に、丁寧に納めながらも、全てを綺麗に整えることはせず、素材そのままの無骨さも取り入れながら自然との調和を目指した。 面積の厳しい制限や強固な岩盤がある敷地において、長さ25mのスイミングプールのみならず、水深8mのダイビングプールを条件として求められたが、プールを2階にまとめることで効率よく配置し、かつダイビングプールのための掘削を最小限に抑えている。プールの水400tを持ち上げるため基礎から2階までは壁式RC造とし、小屋は木造とした。25mプールに沿ってRCの列柱を配し、”やじろべえ”のように梁間方向へ梁を渡すことにより、プールの南面は25mにわたる無柱の大開口を実現した。その他の壁面は一定の隙間のある杉板下見張りとし、外からの視線を遮りながらも、光と風を導く環境装置とした。プールの無柱大開口側をインフィニティエッジとしたことで、手付かずの自然を取り込み、森の中での遊泳体験の提供に成功している。 日常の喧騒から離れ、自然の中で心身を整える場を提供する。施主の想いを実現するため、プールのほかにもさまざまな用途が求められた。建物高さを国立公園の制限内に低く保ちながらも多用途に応えるため、地階を設けた。コンクリートなどのセメント系仕上げを主として、地下空間であることを印象付けている。天然温泉の露天風呂とフィンランド式サウナは大きなドライエリアに面しており、木漏れ日が差し込む中で鳥のさえずりに耳を澄ませながら外気浴や水風呂を楽しむことができる。


