




補足資料

3年前、7坪の地下に小さく誕生したアシェットデセールのレストランの拡張移転計画。 大きなドア、低く抑えたエントランス、アンティークコレクションが並ぶ大空間のカウンター、ひっそりとした廊下、土壁の個室。強く主張するインテリアではなく、料理や体験の背景になるような空間、それを繋ぐ動線によって感情の起伏を誘発することをイメージしていました。 旧店舗のラフな躯体と白い大理石やステンレスの組み合わせとは対比的に、希望のあった深い色の木材や柔らかい表情のライムストーン、個室には人気メニューの一つである胡麻を混入した土壁を、それぞれが調和するように丁寧に選定しています。 開業後瞬く間に人気店になり、3年を経て熟成し、まだ見ぬ世界へ進むレストランに、この空間がささやかに寄り添っていけるのであれば何より幸せです。

