




補足資料



PROJECT MEMBER
敷地と都市の関係を再編集する 富山市の中心市街地から南へ徒歩3分の花水木通りに4住戸(設計者の自邸、両親の住戸、賃貸住戸2戸)の長屋に店舗とシェアスペースを併設した複合建築である。花水木通りには個人経営の個性際立つ飲食店や自転車屋などが集まり、商業と住居が混在する。この通りと計画敷地に繋がりが生まれることを意識した。前面通りに面して駐車スペースを設けると効率はよいが、通りとの関係が分断され、駐車場が利用されていない時はただの空き地となり歩行体験が乏しくなる。 本計画では、通りに面した店舗の脇から通りを引き込み、「広場路(ヒロバロ)」とした。「広場路」に面して、店舗とシェアスペースの入り口、また入居者の駐車スペースや各住戸への玄関や階段を設け、来客や入居者が必然的に集う場所とした。 建物に引き込まれた「広場路」は、機能としては駐車場の車路であり車や人のための路であるが、自動車から導かれたスケールの広がりは住宅と隣り合うと独特な解放感を生み、心地よい広場のようにも感じられる。 「広場路」の空間の可変性により、地域と敷地という関係を超えた繋がりが生まれ始めている。

