




補足資料

計画地は高低差がある丘のような地面。 道路側をゆったりとした駐車場、奥の方に建物を建てる。 丘の上に建てることで大通りから見た時にグッと魅力のある建築ができるのではないかとクライアントと話をしてこのプロジェクトはスタートした。 クライアントの強い要望として雨や強い日差しを防いでくれる「軒の深いポーチ」というものがあった。 一階にカフェと物品販売店舗、二階に作家さんの器を販売する広い店舗の構成が求められていたので二階部分が2mオーバーハングした建物とし、出っ張った二階部分が深い軒の役割を果たすつくりとした。いつも来客者を傘をもってお待ちしている。そんなイメージ。 正面の道路側は騒音防止&西日対策のため窓を設けない表情とした。 なんだかとても潔い面構えとなっている。 内部空間は中央に入口&階段として左右にそれぞれの店舗。 できるだけ廊下や吹抜けを設けずに売り場&倉庫面積を確保することとした。 この店舗を語るうえで大切なのはやはりクライアントの熱い情熱と施工者の経験であろうと思う。 プロジェクトスタートと同時にウッドショックや物価上昇が起こったがクライアントの強い情熱が無ければ完成までたどり着かなかったような気がする。 また施工者泣かせの素材やディテールを気合と高い経験値で乗り越えてくれた現場の皆様に感謝申し上げたい。

