紙縒(こより)の家

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所在地:北海道 設計:株式会社K-ATELIER 市街地から少し離れた直角三角形の土地は、既存建物が解体され地盤面が道路面より少し高くなった敷地での計画である。 道路を挟んで向かい側には小さな川が流れ、川沿い道路からの視線をコントロールするために道路面に対して開口部を抑制し、建物形状をV字型とし南からの光を取り入れ、平面と断面を斜めにすることによって、立っている場所からの長さ、高さ、広さが変わる視覚的効果を使うことにした。 道路面の片流れ屋根は、北側に行くにつれ高くなり屋根ラインを通すことで直角三角形の土地斜辺の長さを生かした。左官工事である外壁は、仕上がりのトーンが単調にならないよう、塗り壁に素材感のあるクライマテリア ストンアートを使用し、大きな連続した面の表情を豊かにした。