社会医療法人 杏嶺会 一宮西病院

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所在地:愛知県 設計:株式会社 日建設計 「断らない医療」を推進する一宮西病院の新館B棟が、2023年7月にオープンした。総敷地面積・延べ床面積はともに約2倍、ベッド数は497床から801床となり、医療法人としては県下最大規模の総合病院である。 病院らしくない病院を目指し、ホテルのような洗練された空間デザインを提供した。 開放的なホスピタルモールは吹き抜けからのやわらかな光に包まれ、落ち着いた雰囲気のエントランスホールが来院者を温かく出迎える。 健診センターから改称されたメディカルサポートセンターはフロア面積をおよそ3倍に拡張、全検査ワンフロアでの実施が可能となった。受付には、継ぎ目のない全長11m以上の人工大理石のカウンターが洗練された空間を演出し、リラックスした快適な検査を実現する。安らげるひと時を提供するため、レストランではホテルのような空間がつくり出されている。 厨房には最新の調理方式を導入し、温かい料理の提供や人材の確保にも繋げた。また、厨房内の塗り床材を色分けすることで交差汚染を防止し、HACCP管理にも貢献。 濃尾平野を一望できるロケーションに位置する一宮西病院は、今後も地域医療の拠点病院としての役割が期待されている。 アイカ製品の採用ストーリーはこちら▼ https://mag.tecture.jp/product/20231017-99508/