石川晋次建築設計事務所|東尾道の家|戸建て住宅(キッチン・ダイニング・洗面ボウル)

50代の女性が、自身のこれからの暮らしと、先々、実家の両親を迎え入れることを考えた住まい。明るく快適で、静かに穏やかに暮らせる住まいを望まれた。 南北に長い敷地に呼応した配置の平屋建てとして、前面道路と意識的な距離をとるために、境界に小さな土塁とやや高い地盤面を設定した。そのことと植栽によってプライバシーが守られたLDKには明るさをもたらす大きな開口を設け、室内側は開口全面を明かり障子とした。障子を閉めることで得られる断熱性と静謐さ、穏やかな採光がこの住まいでの暮らしの有り様を示している。 LDKの中心に据えたキッチンは、その存在感を主張せず、周囲に溶け込むステンレスの素材感から選定した。