植村康平建築設計事務所|へへへのおへや|施設(バスタブ・バスルーム・洗面所)

窓から自然光が入り明るい浴室は、海外バスルームのような洗練された雰囲気を醸し出している。この建物特有のレトロな既存窓と昔ながらの壁タイルの可愛らしい表情を、新しい真っ白な壁と天井で切り取った。設備はシンプルで上品な形状のバスタブとスタイリッシュなステンレス洗面ボウルを選定し、壁面には以前この建物で使用されていた大きな鏡を取り付けた。既存要素と新たな仕上げで構成された空間に、ミニマルで美しい設備を設えたことで、築65年の古い建物の中に、唯一無二で贅沢な空間が誕生した。