榊原節子建築研究所|改修 野田の家|戸建て住宅(キッチン・ダイニング・バスルーム・洗面)

大阪の下町にある、39年前に建てられた鉄骨造4階建ての住宅の改修である。3本の道路に面した不整形な敷地に、目一杯のボリュームで建つ。1階の外壁を取りはらい外部空間とすることで、街の気配を感じられる水平のボイドと4階のスラブを抜き、3階とダイナミックに吹抜けでつなげた垂直のボイドを設けた。解体で現れた鉄骨の躯体はそのまま現し、ラワン合板や石膏ボードなどの素材そのままを使用するラフな仕上げに合わせ、シンプルなフレームのステンレスキッチンを採用した。改修により一新した水回りは、既存の特徴的なアール窓に合わせ、柔らかな曲線で身体を包み込むような浴槽を設えた。