Olive LOUNGE 渋谷店
TECTURE AWARD スポンサー(AICA)賞 所在地:東京都 設計:クライン ダイサム アーキテクツ 用途:商業施設 竣工:2024年5月 工事種別:新築 採用商品:オルティノ 設計コンセプト 「Olive LOUNGE 渋谷店」は銀行を街に開き、誰もが気軽に訪れたくなる場所にするという、未来を見据えた新しい銀行と人との関係を提案するプロジェクト。三井住友銀行 (SMBC) とカルチュア・コンビニエンス・クラブ (CCC) が、新しいコンセプトの空間を目指し、渋谷店はその旗艦店として実現した。 既存建物である西武渋谷B 館の一部を、ジグザグと上昇カーブを描くSMBC の象徴的な「ライジングマーク」ロゴをモチーフとした三次曲面ガラスの新しいファサードで包み込むことで、ストリートに開放感を感じさせながらも魅惑的な反射と歪みによる新しい風景を作り出した。 1階はカフェと銀行機能がシームレスに繋がる空間で、朝7時から夜10時まで誰でも利用できる。銀行を連想させる円形が連続する天井のデザインや格式を感じさせる木目とグリーンの色使い、円弧を描くリズミカルな空間構成など、新しさと奥行きが同時に感じられる空間に仕上げた。窓際の席やイベントなどがストリートに対して人と潤いのある風景を創出するレイアウトとなっている。 2階はCCC が運営するシェアラウンジで、渋谷の街並みを眺めながら仕事や商談、勉強、会議などを行うことができる。 地下階には、SMBC グループが提供する総合金融サービス「Olive」のユーザーのための空間や資産運用などのご相談のための個室がある。円形のミーティングエリアには、贅沢な深緑色のベルベットが特徴的なカリモクのソファユニット「doradora」が、ゲストを温かく迎えいれる。既存の貸金庫や金庫の扉など、銀行を表すシンボリックなエレメントを取り込みながら、親しみの感じられる空間へと変化させた。 審査講評 「オルティノ」は柔軟性が高く、曲面・緩やかな立体形状への施工が可能で、従来の化粧板では難しかったデザイン表現を実現できる商品である。 その特長を活かし円弧を描くリズミカルな空間構成と赤褐色の木目とグリーンの色使いで、格式高く上品で落ち着いた雰囲気を演出している。
