NEW CLUB 輝夜

RS-2016 / Uneven Dyeing 使用例 「花魁」というテーマのもと、 艶やかさと陰影、強さと静けさを同時に成立させる空間として計画された本事例。 壁面に採用されたのは RS-2016 / Uneven Dyeing。 和紙ならではの繊維感を活かし、あえて均一さを排したムラ染め表現が、 空間に有機的なリズムと深い奥行きをもたらしています。 この壁紙の最大の特徴は、色そのものが“演出装置”として機能する点にあります。 特に本事例で使用された赤は、 単なる彩度の高いアクセントではなく、 ・血色 ・熱量 ・艶やかさ ・緊張感 といった情緒的な要素を内包したレイヤーとして空間に組み込まれています。 間接照明によって下部から照らされた壁面は、 ムラ染め特有の濃淡が浮かび上がり、 時間帯や照度によって表情を変化させます。 近接すると和紙の繊維と染料のにじみが際立ち、 引きで見ると、空間全体を包み込む一枚の背景として成立する構成です。 黒を基調とした側壁、 ベルベット調のファブリック、 ゴールドの金物や照明器具。 それら異なる素材がぶつかることなく調和しているのは、 RS-2016 Uneven Dyeingが「強さ」と「受け止める余白」を併せ持つ素材であるためです。 「花魁」という強い世界観を、 過剰にならず、しかし確実に印象づける。 本事例は、 和紙壁紙を単なる仕上げ材としてではなく、 空間テーマを視覚化するための表現素材として扱い 和紙の可能性を最大限に引き出した事例といえます。 RISEでは、 既存ラインナップを当てはめるのではなく、 空間コンセプトやテーマに応じて ・色の選定 ・貼り分け ・照明との関係性 ・周辺素材とのバランス まで含めたデザイン施工を行っています。